ふくぺでぃ

話して見つける本屋

駐車場からスロープを下って、真っ白な店内に入ると、
真っ先に目に飛び込んでくるのは、床から天井まで並んだ色とりどりの絵本達。
お店に入ってまず驚かされるのが、絵本に囲まれた空間です。


床から天井まで、壁一面に絵本がきれいに並ぶ本棚の高さは、なんと約5メートル!
本の高さや地震でも落ちないこと、表紙がきれいに見えることなど、考えて作られた本棚は「絵本は美術品と一緒。絵本の顔である表紙を見せることで、その絵本が持つ魅力をより伝えることができる」と語る、店主こだわりのディスプレイです。


全ての絵本は表紙が見えるように展示してあります。
絵やタイトルで探すのはもちろん、その時の気持ちや考えに合った本を、店主と「話して見つける」という個人店ならではの探し方もできます。

 

店主選りすぐりの絵本は、国内はもとより海外の絵本も多数あり、海外の絵本の中には1920年代や1970年代のものもあります。石版印刷やシルクスクリーンのものなど、どこか懐かしさを感じる美しい絵本も飾られています。
普通の書店では見られないような絵本があるなんて、とってもワクワクしますね…!

 

「絵と短い文から織りなす世界が、想像力を豊かに育む。子どもには背伸びした絵本ではなく年齢に合ったものから成長に合わせた絵本を選ぶのがおすすめです。」と店主からの言葉も。
絵本を親子のふれあいのきっかけにするのも良いとのこと。
私も子どもの頃、誰かと一緒に絵本を読んだり、読み聞かせをしてもらったなと思い出しました。
絵本を通した様々な人とのふれあいが、私の感性や理解力などを培ってきたのだなと感じます。


絵本を通じてのコミュニケーション、ふれあいの時間の大切さを改めて知ることができました。
子ども向けの印象が強い絵本ですが、大人になって読むからこそ、昔とは違う見方や感じ方ができたり、心に染みる、そんな絵本に「石川屋」では出会うことができます。

 

「石川屋」では絵本の文化をより多くの人へ知ってもらうために、絵本の移動販売車「BookVAN」を使って様々なイベントや地域に出張しています。見て、触れて、楽しめるサービスを行っています。

 

また、店舗横の小さなギャラリー「小箱」ではイラスト展や原画展などを開催しています。SNSでのお知らせを要チェックです!

 

Instagram▶https://www.instagram.com/ishikawaya/

 

Facebook▶https://www.facebook.com/ishikawayasan/

 

絵本を通して新しい価値を提供する「石川屋」。
たくさんの絵本に囲まれながら、あなたのお気に入りの1冊を探してみてはいかがでしょうか?

詳細情報

  • 石川屋
  • 住所田村市常葉町常葉中町36
  • TEL0247-77-2001
  • 定休日日曜日
  • ホームページhttps://ishikawaya.shop/