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福島の温泉地

温泉地といえば、みなさんはどこを思い浮かべますか?草津温泉あるの群馬県や箱根温泉の神奈川県などをイメージする方が多いかもしれませんが、実は福島県は温泉地数全国第4位なんです!さらに源泉数は第8位、宿泊施設数も第8位、湧出量10位の温泉県なのです。今回はそんな福島県の人気温泉地おすすめ5選を紹介します。
※環境省 令和2年度温泉利用状況(令和3年3月現在)参照

 

 

 

●高湯温泉(福島市)
400年の歴史をもつ高湯温泉は「一切の鳴り物を禁ず」のしきたりがあり、いわゆる歓楽街のような娯楽の場ではなく、古くから湯治場として近郷近在の人々に利用されてきました。泉質は乳白色の硫黄泉。吾妻連峰の深い原生林に囲まれた大自然の中で静かにゆっくりとした時間を過ごせる温泉地です。

高湯温泉観光協会HP: http://www.takayuonsen.jp

 

 

●会津東山温泉(会津若松市)
約1300年前に名僧行基によって発見されたと言われていて、山形県のかみのやま温泉、湯野浜温泉と並んで奥羽三楽郷にも数えられています。泉質はさらさらした単純泉で竹下夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にも愛された温泉地です。会津若松市街地から車で10程度とアクセスがいいのも人気のひとつです。

会津東山温泉観光協会HP:https://www.aizu-higashiyama.com/

 

 

●いわき湯本温泉(いわき市)
三箱の御湯と呼ばれ、道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)とともに「日本三古泉」のひとつでもある歴史ある温泉地です。硫黄泉に塩化物泉、硫酸塩泉の3つの泉質が混ざった珍しい温泉で多種多様な効能を合わせもっています。

いわき湯本温泉旅館協同組合:https://iwakiyumoto.or.jp/

 

 

●岳温泉(二本松市)
日本百名山にも数えられている安達太良山の麓にあり、豊かな水と緑に恵まれた国民温泉保養地でもある岳温泉。泉質は全国的にも珍しい酸性泉で「美肌の湯」とも言われています。普段は透明なお湯ですが、源泉がまるで牛乳のように白濁するミルキーデイと呼ばれる日が月に数回あるのも楽しみのひとつです。

岳温泉観光協会:https://www.dakeonsen.or.jp/

 

 

●磐梯熱海温泉(郡山市)
萩姫伝説から「美人の湯」として知られている磐梯熱海温泉。泉質はアルカリ性の単純泉で、お湯とお肌の古い角質が反応することでお湯がとろとろとしたように感じられます。福島県のほぼ中央に位置し、県内観光の拠点としても人気の温泉地です。

磐梯熱海温泉HP:https://www.bandaiatami.or.jp/

 

 

福島県には今回紹介した温泉地以外にもまだまだ魅力的な温泉地があります。泉質はもちろん、景観や雰囲気など温泉地によって異なる趣があります。ぜひ湯めぐりしながら、福島県を堪能してみてください。