ふくぺでぃ

厄払いの風習

日本では厄災が降りかかりやすいといわれている「厄年」というものがあります。
厄年にすることと言えば厄払いや厄落とし。神社やお寺で祈祷してもらう以外にも地域によってさまざまな厄落としの風習がありますが、福島の県北地方ではこんな厄落としがあります。

 

台所用洗剤を配る。


もらってうれしい洗剤。こんなんなんぼあってもいいですからね!

 

洗剤は箱に入っていたり、熨斗が付けいている。熨斗には名前が記載されていることも。


初めて箱入りの洗剤もらったときはびっくりしました汗

 

歳の数だけ配る

歳の数だけって、61歳の厄年だと61個の洗剤を配るの?!
スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどではこのような特設売場ができます。

 

洗剤と一緒に凧や紙風船を配ることも。


凧や紙風船は「厄を飛ばす」、洗剤は「厄を洗い流す」んですって。

 

どうやら、福島市や伊達市・伊達郡などの県北地区のみに根付く風習のよう。配布期間は年明けから節分くらいまでだとか。厄落としの効果のほどを知りたい方はぜひ試してみては。